冬のフケ・頭皮のかゆみが増える原因と薄毛への影響、4つの対策
冬になるとフケが増える、頭皮がかゆい——
その原因と薄毛への影響、
今すぐできる4つの対策
「毎年冬になると、フケがひどくなるんです」
カウンセリングでよく聞く言葉です。肩に落ちたフケが気になって、暗い色の服が着られなくなった。頭皮がかゆくて仕事中も気になる。そういう方が、11月を過ぎたあたりから増えてきます。
冬のフケやかゆみは、多くの場合「頭皮の乾燥」が根本にあります。そしてこれを放置すると、じわじわと薄毛・抜け毛の原因になります。
「フケと薄毛がつながっている」と聞いて意外に思う方もいますが、仕組みは明快です。今日はその話をします。
目次
冬にフケが増える理由——バリア機能の話
頭皮の表面には「皮脂膜」と呼ばれる薄い油の膜があります。これが頭皮の水分を閉じ込め、外からの刺激や雑菌から守る「バリア」の役割を果たしています。
冬になると何が起きるか。外の空気が乾燥し、暖房で室内の湿度もさらに下がります。この低湿度の環境が、皮脂膜を乾燥させてバリア機能を低下させます。
バリアが崩れる → 頭皮の水分が蒸発する → 角質層が乾いて剥がれやすくなる → これがフケになる
健康な頭皮では、古い角質は目に見えないほど細かい状態で自然に剥がれています。しかしバリアが崩れて乾燥が進むと、角質の剥がれが大きく、早くなります。これが「フケが増えた」という状態です。
もう一つ、冬に悪化する要因があります。「熱いお湯でのシャンプー」です。寒いからつい熱めのお湯を使いたくなりますが、高温のお湯は頭皮の皮脂を必要以上に流してしまいます。もともと乾燥しやすい冬に、さらにバリアを削る行為になってしまいます。
乾性フケと脂性フケ——自分のタイプをチェック
一口にフケといっても、原因によって2種類あります。対策も変わるので、まず自分がどちらかを確認してください。
❄ 乾性フケ(冬に多い)
- 白くて細かい、粉っぽい
- 肩や服の上に落ちる
- 頭皮が乾燥してつっぱる感じがある
- かゆみはあるが頭皮は脂っぽくない
- シャンプー直後は比較的すっきりする
→ 頭皮の乾燥・バリア機能の低下が主な原因
💧 脂性フケ(通年・夏にも)
- 黄色みがかって大きい、べたつく
- 頭皮や髪にくっついている
- 頭皮がベタついて臭いが気になる
- シャンプーしてもすぐ脂っぽくなる
- 洗浄力の強いシャンプーを使っている
→ 皮脂の過剰分泌・常在菌のバランスが崩れている
注意が必要なのは、乾性フケを「脂性フケ」と勘違いして、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗う方がいることです。これをやると皮脂がさらに取れ、頭皮はさらに乾燥します。乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌され、今度は脂性フケになる——という悪循環に入ってしまいます。
よくある間違い
「フケが多い=頭が汚れている」と思って毎日強いシャンプーで洗う。乾性フケの場合、これは逆効果です。洗いすぎがバリアをさらに壊し、乾燥を悪化させます。
フケ・かゆみを放置すると薄毛につながる仕組み
「フケが多いだけで薄毛になるの?」と思う方もいるかもしれません。直接の原因はフケそのものではなく、その根本にある「頭皮の炎症」です。
フケやかゆみは「不快なもの」ではありますが、それ以上に「頭皮が何かを訴えているサイン」です。かゆいから掻いてしまう——これも炎症を悪化させます。爪で掻くと頭皮に傷がつき、そこからさらに炎症が広がります。
冬のフケが毎年続いているという方は、その間ずっと頭皮が炎症を繰り返している可能性があります。これが積み重なると、ヘアサイクルへの影響が無視できなくなってきます。
今すぐできる4つの対策
シャンプーの洗浄力を「頭皮に合ったもの」に見直す
乾性フケの方に最も多い間違いが「洗浄力の強いシャンプーを使っている」ことです。洗浄力が強すぎると必要な皮脂まで取り去り、バリアが崩れます。頭皮の乾燥が気になる方は、アミノ酸系など頭皮への刺激が少ないシャンプーに切り替えることを検討してください。どのシャンプーが合うかは頭皮の状態によって変わるため、自己判断が難しければカウンセリングで確認するのが確実です。
シャンプー時のお湯の温度を「38℃前後」にする
冬に熱いお湯でシャンプーしたくなる気持ちは分かりますが、42℃以上のお湯は皮脂を必要以上に流します。38℃前後のぬるめのお湯が、皮脂膜を守りながら汚れを落とすのにちょうど良い温度です。指でお湯の温度を確認しながら「少しぬるいかな」と感じる程度がおすすめです。
シャンプー後は根元からドライヤーで完全に乾かす
冬に「自然乾燥」は頭皮にとって大きなリスクです。濡れた頭皮は体温で蒸れ、常在菌が繁殖しやすい環境になります。また、水分が蒸発するときに頭皮の熱を奪うため、頭皮が冷えて血流も低下します。シャンプー後は5分以内にドライヤーを当て始め、根元から完全に乾かしてください。毛先だけ乾かして根元が湿ったまま、は乾燥させていないのと同じです。
室内の湿度を50〜60%に保つ
頭皮のバリア機能は室内の湿度に直接影響を受けます。暖房をつけた部屋の湿度は20〜30%まで下がることがあります。加湿器を使って50〜60%を目安に保つことで、頭皮の水分蒸発を防げます。加湿器がない場合でも、洗濯物を室内に干したり、濡れタオルを置くだけでも湿度が上がります。頭皮だけでなく肌全体の乾燥対策にもなります。
江戸川区・長野伊那市——しゅくるでできること
自宅でのケアを変えても「なかなか改善しない」「どのシャンプーが合っているか分からない」という方は、一度マイクロスコープで頭皮の状態を確認することをおすすめします。
乾性フケと脂性フケは見た目で判断できることが多いですが、両方が混在している「混合タイプ」もあります。また、フケの原因が乾燥だけでなく、頭皮の血流不足や栄養不足と組み合わさっているケースもあります。
しゅくるithnaniでは初回カウンセリングで頭皮をマイクロスコープで確認し、今の状態に合ったシャンプーの選び方・洗い方を具体的にお伝えしています。江戸川区を中心に、葛飾区・江東区・足立区・市川市・船橋市からも多くの方にご来店いただいています。長野伊那店(伊那市)でも同様のカウンセリングを行っており、伊那市・駒ヶ根市・箕輪町・飯田市・松本市・長野市などからお越しいただいています。
今回のまとめ
- 冬のフケの多くは「乾性フケ」——低湿度と暖房で頭皮のバリア機能が低下することが原因
- 乾性フケに強いシャンプーを使うのは逆効果。さらに乾燥を悪化させる
- フケ・かゆみの根本にある「頭皮の炎症」が、毛包にダメージを与えて薄毛につながる
- 対策の基本はシャンプーの見直し・ぬるめのお湯・完全ドライ・室内の加湿の4つ
- 改善しない場合は頭皮の状態をマイクロスコープで確認し、原因に合ったケアを選ぶ
「どのシャンプーが合うか分からない」から相談できます
東京・江戸川区 / 長野・伊那市
薬に頼らない育毛専門サロン「しゅくるithnani」

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監修者情報

中島 和晃
美容師歴30年|JSL育毛コンシェルジュ取得|育毛の学校認定講師
ヘアサロン「しゅくるithnani」代表。美容師歴30年、育毛を本格的に専門化して15年。東京・江戸川区と長野・伊那市の2店舗を運営。「毎冬フケに悩まされている」という方が頭皮ケアを変えたことで薄毛の改善につながるケースを多く見てきた。
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しゅくるithnani 東京本店(江戸川区)



