髪より先に失ったもの
30年間で気づいたこと。
髪より先に、なくなっていたもの。
育毛・薄毛・抜け毛の悩みの奥に、
本当は何があるのか。30年間お客様を見てきて、気づいたことがあります。
少し前のことです。カウンセリング中に、50代の男性のお客様がふと、こんな言葉を口にされました。
「最近、人と会うのが億劫になってきたんですよね。なんか、自信がなくなってきたというか……」
——江戸川区在住・50代男性のお客様
髪の話をしに来てくださったはずなのに、気づけばそんな言葉が出てきました。私はそのとき、何か大切なことを言われた気がして、しばらく言葉が出なかったのを覚えています。
30年間、数えきれないほどのお客様の頭皮を見てきました。育毛や抜け毛・薄毛のケアをご一緒してきました。そのなかで、ずっと気になっていたことがあります。髪の悩みを持つ方のほとんどが、髪のことより先に、もっと大切なものをなくしていく——そのことです。
今日は、その話を書いておこうと思います。
あのカウンセリングで気づいたこと
その方が初めて来てくださったのは、薄毛が気になり始めてからしばらく経ってからだと言っていました。「なかなか来られなかった」と。
理由を聞くと、「育毛サロンって、なんか行きにくくて」とおっしゃった。そのお気持ちは、よくわかります。薄毛や抜け毛の悩みは、どこか「隠したい」ものとして扱われることが多いですから。
カウンセリングが進むうちに、最初に書いた言葉が出てきました。「人と会うのが億劫になってきた」「自信がなくなってきた」と。
私はそのときに、はっきりと気づきました。この方が失っているのは、髪だけではないのだ、と。
髪が薄くなることは、見た目の変化だけではない。鏡を見るたびに、何かが削られていく。その積み重ねが、知らないうちに「自信」という、もっと大切なものを奪っていく。それが、30年間たくさんのお客様を見てきてわかった、髪の悩みの本当の怖さだと思っています。
髪より先になくなっていたもの
「自信」という言葉は、漠然として聞こえるかもしれません。でも、実際に起きていることは、もっと具体的です。
「会議で発言するのが怖くなった」という50代の男性のお客様がいらっしゃいました。「合コンに誘われても断るようになった」という30代の方もいらっしゃった。「久しぶりの同窓会に行けなかった」という女性のお客様もいました。
髪の問題が、そのまま行動の問題になっていたのです。
薄毛や抜け毛は、ある日突然「自分には関係ない」と思っていた問題が、自分のこととして現れてくる出来事です。そのとき多くの方が感じるのは、焦りや恥ずかしさだけではなく、「なんとなく自分がみすぼらしくなった気がする」という感覚だと思います。
その感覚は、放っておくと少しずつ行動範囲を狭めていきます。人と会う機会が減り、新しいことに踏み出せなくなり、気づいたら生活そのものが少し小さくなっている——そんなことが、じわじわと起きていきます。
私はこれを聞くたびに、「育毛ケアとは、髪を増やすことではないのかもしれない」と思うようになっていきました。
30年間、ずっと見てきたこと
美容師を始めたのは20代の初めでした。最初の数年は、カットやカラーの技術を磨くことだけを考えていました。育毛を専門にするなんて、そのころは考えてもいませんでした。
転機は、ある女性のお客様との出会いでした。産後から急に抜け毛が増えて、半年以上悩んでいたという方でした。「鏡を見るのが怖い」とおっしゃっていた。私は当時、技術的なアドバイスはできても、その方の気持ちにどう向き合えばいいのかわかりませんでした。
それから時間が経って、育毛の専門知識を学び、頭皮ケアに特化したサロンをつくり、たくさんのお客様と向き合ってきました。そのなかで少しずつ見えてきたのは、育毛ケアで髪の状態が変わるより先に、お客様の表情が変わるということでした。
ケアを始めて2〜3ヶ月が経ったころ、お客様が「最近、なんか気持ちが前向きになった気がする」とおっしゃることがあります。髪の変化は、まだはっきりとは出ていない時期です。でもその方の目が、最初に来たときとは明らかに違う。「何かが変わった」という感覚を、その方自身が感じ始めている。私はその瞬間が、一番好きです。
髪が増えたから自信が戻るのではなく、「自分の頭皮に向き合い始めた」という事実そのものが、何かを変えていくのだと思っています。
江戸川区のサロンで、自信が戻る瞬間を見てきた
しゅくるithnaniの東京本店は、江戸川区の南篠崎にあります。篠崎・葛西・西葛西・小岩・瑞江・一之江・船堀など、このあたりに住む方々が多く来てくださいます。葛飾区・江東区・墨田区方面からいらっしゃる方も、市川市・松戸市・浦安市から来てくださる方も。
みなさんに共通しているのは、最初に来たときの「どこか申し訳なさそうな」表情です。育毛や抜け毛・薄毛の相談をするということに、少し恥ずかしさを感じているような。
それが、ケアを続けていくうちに変わっていきます。表情が明るくなる。声が大きくなる。「最近、こんないいことがあって」という話が増えてくる。髪のことだけじゃなく、生活全体が少し前向きになっていく。
私はその変化を、30年間ずっと見てきました。だから今も、育毛ケアを続けているのだと思います。
育毛ケアを始めるということの、本当の意味
育毛ケアは、頭皮マッサージをして、食事に気をつけて、睡眠を整えて——そういう積み重ねです。地味で、時間もかかります。すぐに劇的な変化が出るものでもありません。
でも私は、その「地味な積み重ね」こそが大切だと思っています。
なぜかというと、育毛ケアを続けるということは、「自分の頭皮を、自分でケアしようとしている」という行動だからです。その行動そのものが、少しずつ自分への信頼を取り戻していく。「私はちゃんと自分のことをケアしている」という事実が、鏡を見るときの気持ちを変えていきます。
- 髪の悩みは、見た目だけの問題ではない。じわじわと「自信」を奪っていく問題です
- 30年間見てきて気づいた——育毛ケアで先に変わるのは、髪よりも「表情」です
- 自分の頭皮に向き合い始めることそのものが、自信を取り戻すきっかけになります
- 薄毛・抜け毛の悩みを誰かに相談することは、弱さではなく前向きな一歩です
- 一人で悩まないでください。いつでも話を聞かせてください
話してみてください

よくあるご質問
監修者情報

中島 和晃
美容師歴30年|JSL育毛コンシェルジュ取得|育毛の学校認定講師
ヘアサロン「しゅくるithnani」代表。30年の美容師キャリアを経て育毛・頭皮ケアの専門家として独自のメソッドを確立。JSL育毛コンシェルジュ資格取得、育毛の学校認定講師として後進の育成にも携わる。薬に頼らない体質改善アプローチで、東京江戸川区・長野伊那市の2店舗に全国からリピーターが訪れる。
店舗紹介



しゅくるithnani 東京本店(江戸川区)




