女性の分け目が薄い・つむじが目立つのはなぜ?美容師歴30年の正直な話
女性の分け目が薄い・つむじが目立つのはなぜ?
薄毛が気になり始めた方へ、
美容師歴30年の正直な話
朝、鏡の前で髪を整えていて、ふと手が止まる。
「あれ、分け目ってこんなに白かったかな」
美容師として30年、女性のお客様の髪に触れてきて、分け目やつむじの薄毛についてのご相談は、本当に多いと感じています。しかも皆さん、最初は少し言いにくそうに切り出されます。「気のせいかもしれないんですけど……」と前置きをして。
気のせいかもしれない。でも、気になって仕方がない。家族に「つむじ、薄くなった?」と言われて、合わせ鏡で確かめてみたけれど、よく分からない。そんなお気持ちで、このページを開いてくださった方もいらっしゃるかもしれません。
女性の分け目が薄く見えるのはなぜなのか。分け目を変えれば済む話なのか。今日からできることは何か。現場で見てきたことを、できるだけ正直に書いていきます。
目次
女性の分け目が薄く見えるのはなぜ?現場で感じる5つの理由
分け目は、頭の中でいちばん地肌が見える場所です。だからこそ、髪のちょっとした変化がいちばん先に表れる場所でもあります。
男性の薄毛は、生え際やてっぺんなど、ある部分から目立ってくることが多いと言われています。一方で女性の場合は、分け目やつむじのあたりから、全体的に少しずつボリュームが減っていくように見えることが多い。カウンセリングで頭皮を拝見していても、その傾向ははっきり感じます。
では、なぜ分け目が薄く見えてくるのか。お一人おひとり理由は違いますが、現場でよく重なっていると感じるものを挙げてみます。
① 何年も同じ分け目のまま
髪をどちらで分けているか、ここ数年変えていない方がほとんどです。同じ場所に毎日日差しが当たり、同じ方向に髪の重さがかかり続ける。分け目の地肌は、思っている以上に負担を受けています。
② 髪をきつく結ぶ習慣
お仕事や家事で、毎日きつく髪を結んでいる方も多いと思います。引っ張られる状態が長く続くと、毛根に負担がかかります。結んでいる位置の分け目や生え際が気になる方は、一度結び方を振り返ってみてください。
③ 頭皮が硬くなっている
薄毛が気になる女性の頭皮を触らせていただくと、硬く張りつめていることがよくあります。頭皮が硬いと、血の巡りが悪くなりやすく、髪を育てる力が届きにくくなると私は考えています。
④ 40代・50代の体の変化
40代・50代になると、女性の体は大きく変化していきます。髪が細くなった、コシがなくなったと感じ始めるのも、この頃からという方が多いです。分け目の薄毛は、そうした体の変化が表に出やすい場所でもあります。
⑤ 水分・睡眠・食事の不足
髪は、体の中でも後回しにされやすい部分です。水分が足りない、睡眠が短い、食事が偏っている。こうした状態が続くと、髪にまで栄養が回りにくくなります。女性は特に、家族のことを優先して、ご自分のことが後回しになっている方が多いと感じます。
どれか一つだけ、ということはあまりありません。いくつかが少しずつ重なって、ある日鏡を見て「あれ?」と気づく。分け目の薄毛は、そういう形で表れることが多いです。
分け目・つむじの薄毛セルフチェック
「気のせいかもしれない」という方のために、ご自宅で確認できる目安をまとめました。明るい場所で、分け目を手ぐしでまっすぐ分けて見てみてください。

| 今は様子を見てもよいことが多い | 頭皮環境を確かめてほしい | |
|---|---|---|
| 分け目の幅 | 以前と変わらない | 前より広がって見える |
| 分け目を変えたとき | 新しい分け目はしっかり髪がある | どこで分けても地肌が目立つ |
| 髪の太さ・コシ | 特に変わらない | 細くなった、ハリがなくなった |
| つむじ周り | 渦の中心だけ地肌が見える | つむじの周りまで地肌が広がっている |
| 頭皮の状態 | かゆみ・赤みはない | かゆみ、赤み、べたつき、硬さがある |
特に見ていただきたいのは、「分け目を変えたときに、新しい分け目にはしっかり髪があるか」です。
いつもの分け目だけが薄く見えるのであれば、同じ場所への負担が理由になっていることもあります。どこで分けても地肌が目立つ場合は、頭皮全体の環境が変わってきているサインかもしれません。
また、スマホで分け目を撮っておくのもおすすめです。1か月後に同じ場所、同じ明るさで撮って比べると、気のせいかどうかが落ち着いて分かります。
こんなときは医療機関へ
短い期間に一気に抜けた、円く抜けている部分がある、頭皮に強い痛みや炎症がある、体調の変化も一緒に感じる——こうした場合は、まず医療機関で診てもらうことをおすすめします。
分け目を変えれば大丈夫?美容師としての正直な答え
分け目の薄毛でいちばんよく聞かれるのが、「分け目を変えたら目立たなくなりますか?」というご質問です。
美容師としての答えは、「見え方は変わります。でも、それだけでは解決しません」です。
分け目を変えると、根元が立ち上がってふんわりして見えます。同じ場所にばかり日差しや髪の重さがかかるのを避けることもできます。ですから、分け目を時々変えることには、ちゃんと意味があります。私もお客様にはおすすめしています。
ただ、それはあくまで「見え方」と「負担のかかり方」を変える方法です。頭皮の中で髪を育てる力そのものが落ちているなら、分け目をどこに移しても、いずれ同じことが起きてしまいます。
美容師を30年やっていると、カットやスタイリングで薄毛を目立たなくする技術も身につきます。それはそれで、お客様の毎日を楽にするための大切な技術です。でも、隠すことだけを続けていると、気づいたときには隠しきれなくなっている。そういう方を、私は何人も見てきました。
だから、隠すことと、頭皮を整えること。この二つを並行して進めていただきたいと思っています。
「つむじが薄い」と言われた女性へ
つむじは、ご自分ではほとんど見えない場所です。そのぶん、ご家族やお友達、美容院で言われて初めて気づき、ショックを受ける方が多いのも、つむじの薄毛の特徴だと感じます。
まず知っておいていただきたいのは、つむじはもともと髪が渦を巻いている場所なので、誰でも中心の地肌はある程度見えるということです。濡れているときや、上から強い照明が当たっているときは、なおさら目立って見えます。言われた一言だけで、必要以上に落ち込まないでください。
そのうえで、つむじの「周り」まで地肌が広がって見えるようになってきた場合は、頭皮の環境が変わってきている可能性があります。つむじのあたりは、頭のてっぺんで日差しを受けやすく、頭皮が硬くなりやすい場所でもあります。
合わせ鏡で見るのは難しいので、ご家族にスマホで撮ってもらうのがいちばん確実です。分け目と同じように、1か月ごとに撮って比べてみてください。
分け目の薄毛が気になる方へ、今日からできる頭皮ケア
特別な道具は要りません。まずは分け目とつむじへの負担を減らすことと、髪を育てる土台を整えることから始めてみてください。
- 1分け目を時々ずらす毎日でなくてかまいません。数センチずらすだけでも、同じ場所にかかる負担を分散できます。外出時は帽子や日傘で、分け目を日差しから守ってあげてください。
- 2結ぶときは少しゆるめにきつく結ぶ習慣がある方は、少しゆるめにしたり、結ぶ位置を日によって変えたりしてみてください。家にいるときは、ほどいて頭皮を休ませる時間を作るのもおすすめです。
- 3頭皮をやさしく動かす頭皮マッサージは1回1〜2分で大丈夫です。1日の中でできる限り多く繰り返してみてください。指の腹で頭皮をつかむようにして、こするのではなく頭皮そのものを動かす感覚です。分け目とつむじの周りは、特にていねいに。
- 4水をしっかり飲む1日2リットル以上、できれば2.5リットルを目安に。コーヒーや緑茶ではなく、水またはアルカリイオン水がおすすめです。涼しくなるこれからの季節は、意識しないと飲む量が減ってしまいます。
- 5眠る時間と食事を、ご自分のために睡眠は7時間ほどを目安に。食事では、肉・魚・大豆などのタンパク質を毎食少しずつとってみてください。亜鉛は牡蠣やナッツ、鉄分はレバーやほうれん草からとることができます。
しゅくるithnaniでは、薬に頼るのではなく、こうした毎日の土台づくりと、サロンでの頭皮ケアを組み合わせていきます。まずはマイクロスコープで分け目やつむじの頭皮を一緒に見て、今どんな状態なのかを確かめるところから始めます。そのうえで、体が本来持っている力を引き出しながら、眠れる毛根を目覚めさせ、髪の芽吹きをサポートしていく。それが私たちの育毛の考え方です。
📄 女性の抜け毛の原因については、こちらの記事でも詳しく書いています。→ 女性の抜け毛の原因とケア方法
分け目の悩みで、本当に失われていくもの
分け目の薄毛で悩んでいる女性とお話ししていると、髪そのものより先に、毎日の小さな楽しみが減っていることに気づきます。
好きだった髪型をしなくなった。上から写真を撮られるのが嫌になった。風の強い日は、外に出るのが少しおっくう。エレベーターや電車で、後ろに人が立つと気になる。
一つひとつは小さなことです。でも、それが毎日積み重なると、人は少しずつ自信をなくしていきます。30年この仕事をしてきて、私が本当に取り戻していただきたいと思っているのは、髪の量よりも、この自信のほうです。
頭皮の状態が分かって、やることが決まると、それだけで表情が変わるお客様がたくさんいらっしゃいます。「何をしたらいいか分からない」という不安が、「これをやればいい」に変わる。髪の変化はそのあとについてきます。
江戸川区・長野県伊那市で、女性の分け目・つむじの薄毛相談
東京本店には、江戸川区の篠崎・瑞江・一之江・小岩・葛西・西葛西・船堀・平井・鹿骨をはじめ、葛飾区・江東区・墨田区・足立区、千葉県の市川市・松戸市・浦安市・船橋市からも、分け目やつむじの薄毛のご相談でお越しいただいています。江戸川区で、女性の薄毛を落ち着いて相談できる場所を探している方に、気軽に立ち寄っていただけたらと思っています。
長野伊那店には、伊那市・駒ヶ根市・飯田市・辰野町・箕輪町・南箕輪村・宮田村をはじめ、松本市・諏訪市・長野市など長野県内各地からご相談をいただいています。江戸川区でも伊那市でも、まずはマイクロスコープで分け目とつむじの頭皮を一緒に見るところから始めます。
この記事のポイント
- 女性の薄毛は、分け目やつむじから全体的にボリュームが減っていくように見えることが多い
- 同じ分け目・きつく結ぶ習慣・頭皮の硬さ・年齢による変化・水分や睡眠や食事の不足が、少しずつ重なっていることが多い
- 「どこで分けても地肌が目立つ」「つむじの周りまで地肌が広がっている」場合は、頭皮環境を確かめるサイン
- 分け目を変えることには意味があるが、見え方を変える方法であって、それだけでは解決しない
- 分け目をずらす・ゆるく結ぶ・頭皮を動かす・水と睡眠と食事を整えることから始められる
鏡の前で手が止まった、あの朝。それは、ご自分の髪と頭皮にもう一度目を向けるきっかけだったのかもしれません。今夜は髪をほどいて、指の腹で頭皮をゆっくり動かしてみてください。気になることがあれば、一人で抱え込まずに、いつでも声をかけてください。
分け目・つむじの頭皮を、一緒に確かめてみませんか
東京・江戸川区 / 長野・伊那市
薬に頼らない育毛・髪質改善専門サロン「しゅくるithnani」

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よくあるご質問
分け目を変えると、地肌が目立ちにくくなったり、同じ場所に日差しや引っ張る力がかかり続けるのを避けられたりします。ただ、分け目を変えることは見え方を整える方法であって、頭皮の環境そのものが変わるわけではありません。分け目を変えても地肌が気になる場合は、頭皮の状態を一度確かめることをおすすめします。
→ LINEで相談する
いいえ、女性にも多いお悩みです。女性の薄毛は、分け目やつむじ周りから全体的にボリュームが減っていくように見えることが多いと言われています。つむじはご自分では見えにくいため、ご家族や美容師に言われて初めて気づく方も少なくありません。
はい、東京都江戸川区に「しゅくるithnani 東京本店」がございます。江戸川区をはじめ、葛飾区・江東区・墨田区・足立区・荒川区・台東区など東京都全域からご来店いただいています。分け目やつむじの薄毛、薬に頼らない育毛について、まずはお気軽にLINEからご相談ください。
はい、長野県伊那市に「しゅくるithnani 長野伊那店」がございます。伊那市・駒ヶ根市・飯田市・辰野町・箕輪町・南箕輪村・宮田村など上伊那郡・下伊那郡を中心に、松本市・長野市など長野県全域からご来店いただいています。LINEからのご予約が便利です。
はい、オンラインでのご相談も承っています。また、オンラインサロン「頭皮環境セルフケアアカデミー」では、全国のお客様に向けて自宅でできる頭皮ケアの正しい知識と実践法を発信しています。まずはLINEよりお気軽にお問い合わせください。
監修者情報

中島 和晃
美容師歴30年|しゅくるithnani開業21年|JSL育毛コンシェルジュ取得|育毛の学校認定講師
ヘアサロン「しゅくるithnani」代表。美容師歴30年、しゅくるithnani開業21年。5,000人以上のお客様の頭皮と向き合ってきた。薬に頼らない育毛・髪質改善を専門とし、JSL育毛コンシェルジュ取得・育毛の学校認定講師。東京江戸川区・長野伊那市の2店舗に全国からリピーターが訪れる。
店舗紹介



しゅくるithnani 東京本店(江戸川区)


