毛根・毛乳頭・毛母細胞の仕組みと育毛

カウンセリング中に、ふと聞いてくれるお客様がいます。「先生、そもそも髪って、どこから生えてくるんですか?」

いい質問だと思います。仕組みを知ると、育毛ケアに向き合う気持ちが変わるから。なんとなくケアするのと、理由を知ってケアするのでは、続き方も、結果の出方も、変わってきます。

今回は、毛根・毛乳頭・毛母細胞・ヘアサイクルについて、できるだけわかりやすく説明します。専門的な話ですが、知っておくと損はないことばかりです。

頭皮・毛根のクローズアップ 育毛専門サロン しゅくるithnani
毛根の中に、育毛のカギがあります

毛乳頭と毛母細胞——育毛を支える、2つの司令塔

髪の毛は、頭皮の中にある「毛根」から生えています。毛根の中でも、いちばん重要なのが根元にある「毛球(もうきゅう)」という部分です。毛球の中に、育毛のカギを握る2つの組織があります。

ひとつめが「毛乳頭(もうにゅうとう)」です。毛乳頭は毛球の底にある、小さなコブのような組織です。周囲の毛細血管から酸素・栄養を受け取り、毛母細胞に「髪を作れ」という指令を出す司令塔の役割を担っています。育毛ケアで「血行促進」が大切と言われるのは、毛乳頭へ栄養を届ける血流が、そのまま育毛力に直結するからです。

ふたつめが「毛母細胞(もうぼさいぼう)」です。毛乳頭の指令を受けて、実際に髪の毛を作り出す細胞です。毛母細胞が活発に分裂することで、髪は上へ上へと伸びていきます。毛母細胞の分裂スピードは体の中でもトップクラスで、それだけ栄養・酸素・睡眠の影響を受けやすい組織でもあります。

🧬 毛根の主な構成
  • 毛球(もうきゅう):毛根の根元部分。育毛活動の中心地
  • 毛乳頭(もうにゅうとう):血管から栄養を受け取る司令塔。毛母細胞に指令を出す
  • 毛母細胞(もうぼさいぼう):実際に髪を作り出す細胞。活発な分裂で髪が伸びる

薄毛・抜け毛の多くは、この毛乳頭や毛母細胞の働きが弱まったことで起きています。逆に言えば、毛乳頭が生きていれば、適切なケアで毛母細胞を再び活性化できる可能性があります。


ヘアサイクル(毛周期)が乱れると、薄毛・抜け毛が増える理由

髪の毛は、一本一本が独立したサイクルで生えては抜けを繰り返しています。これを「ヘアサイクル(毛周期)」と言います。正常なヘアサイクルは3つの段階で構成されています。

成長期(約2〜6年):毛母細胞が活発に分裂し、髪がどんどん伸びる時期。健康な頭皮では、全体の約90%の毛がこの成長期にあります。

退行期(約2〜3週間):毛母細胞の分裂が止まり、毛根が縮んでいく移行期間。

休止期(約3〜4ヶ月):髪の成長が止まり、やがて自然に抜け落ちる時期。その後、新しい毛が成長期に入り、サイクルが繰り返されます。

頭皮カウンセリング・育毛ケアの様子 しゅくるithnani
ヘアサイクルの乱れは、頭皮を見ることで確認できます

薄毛・抜け毛が増える最大の原因のひとつが、このヘアサイクルの乱れです。本来2〜6年あるはずの成長期が、ストレス・睡眠不足・栄養不足・血行不良などの影響で短くなると、髪が十分に育たないまま抜けてしまいます。細くて短い毛が増えてきたと感じる方は、ヘアサイクルが乱れているサインかもしれません。

育毛ケアに時間がかかるのは、ヘアサイクルそのものを整え直す作業だから。焦らず続けることが、いちばんの近道です。

よく「育毛ケアを始めたのに、最初は抜け毛が増えた気がする」という方がいます。これはヘアサイクルが正常化し始めたサインである場合があります。休止期だった毛が一斉に抜け、新しい成長期の毛と入れ替わっている過渡期です。育毛ケアをやめてしまう方がいますが、この時期こそ続けることが大切です。


毛根は再生できるのか——育毛・薄毛ケアで本当に変わること

「もう手遅れでしょうか」と聞かれることがあります。正直に言います。毛乳頭が完全に死滅し、毛根そのものがなくなってしまった場合、自然に再生させることは難しいです。

ただ、多くの場合、毛乳頭は「眠っている」状態であることが多いんです。血流が悪く、栄養が届いていないだけで、毛乳頭自体はまだ機能できる状態にある。そこに適切なケアをして血流を改善し、栄養を届けることで、眠れる毛根を目覚めさせ、髪の芽吹きをサポートすることができます。

30年間、頭皮を見続けてきて思うのは、「諦めるのが早すぎる方が多い」ということです。顕微鏡で頭皮を確認すると、薄くなった部分にも、まだ毛穴はある。毛穴があるということは、毛乳頭がある可能性がある。可能性がある限り、ケアの意味はあります。

反対に言えば、早ければ早いほどいい。毛根が完全に休眠状態になる前に、血流・栄養・頭皮環境を整えていくことが、育毛の基本です。「まだ大丈夫」と思っているうちに始めることが、将来の自分への最大のケアになります。


江戸川区・長野で、育毛・薄毛・抜け毛のご相談

東京本店(江戸川区南篠崎町)では、江戸川区の篠崎・葛西・西葛西・東葛西・小岩・瑞江・一之江・平井・船堀・鹿骨をはじめ、葛飾区・江東区・墨田区・足立区・荒川区・台東区など東京都内全域、千葉県の市川市・浦安市・船橋市・松戸市からもご来店いただいています。

長野伊那店(伊那市)では、伊那市・駒ヶ根市・飯田市・辰野町・箕輪町・南箕輪村・宮田村をはじめ、松本市・塩尻市・安曇野市・諏訪市・茅野市・岡谷市・上田市・長野市・千曲市・佐久市など長野県全域からのご相談をお受けしています。

来店前にマイクロスコープで毛根・毛乳頭の状態を確認し、ヘアサイクルの乱れ具合や頭皮環境を一緒に確認しながら、薬に頼らない育毛ケアをご提案します。

📍 ご相談いただけるエリア

東京・千葉:江戸川区全域 / 葛飾区 / 江東区 / 墨田区 / 足立区 / 荒川区 / 台東区 / 市川市 / 浦安市 / 船橋市 / 松戸市
長野県:伊那市 / 駒ヶ根市 / 飯田市 / 辰野町 / 箕輪町 / 南箕輪村 / 宮田村 / 松本市 / 塩尻市 / 安曇野市 / 諏訪市 / 茅野市 / 岡谷市 / 上田市 / 長野市 / 千曲市 / 佐久市

毛根の状態、一度確認してみませんか。
まだ間に合うかどうか、一緒に見てみましょう。
東京(江戸川区)・長野(伊那市)の2店舗またはLINEで、お気軽にご相談ください。
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よくあるご質問

Q毛根が死滅したら、育毛ケアをしても意味がないですか?
毛根が完全に死滅した場合は難しいですが、多くの薄毛・抜け毛の場合、毛乳頭は「眠っている」状態であることがほとんどです。血流改善・栄養補給・頭皮環境の整備によって、眠れる毛根を目覚めさせられる可能性があります。まずは毛根の状態を確認することをおすすめします。
Q江戸川区・葛飾区・江東区・千葉(市川市・浦安市・船橋市・松戸市)で、毛根・育毛のご相談はできますか?
はい。しゅくるithnani東京本店(江戸川区南篠崎町)でマイクロスコープを使った毛根チェックと育毛カウンセリングを承っています。江戸川区全域はもちろん、葛飾区・江東区・墨田区・足立区・荒川区・台東区など東京都内全域、千葉県の市川市・浦安市・船橋市・松戸市からもご来店いただいています。
Q長野県(伊那市・駒ヶ根市・松本市など)で、薄毛・抜け毛・ヘアサイクルのご相談はできますか?
はい。しゅくるithnani長野伊那店(伊那市)で承っています。伊那市・駒ヶ根市・飯田市・辰野町・箕輪町・南箕輪村・宮田村はもちろん、松本市・塩尻市・安曇野市・諏訪市・茅野市・岡谷市・上田市・長野市・千曲市・佐久市など長野県全域からご来店いただいています。
Qヘアサイクルはどのくらいで整いますか?
ヘアサイクルの1サイクルは数年単位です。ケアを始めてすぐに劇的な変化が出るものではありませんが、頭皮の質感や血行の改善は比較的早い段階で感じられることがあります。まず3〜6ヶ月を目安に継続していただくことをおすすめしています。
Qオンラインで育毛・毛根ケアについて相談できますか?
LINEからのご相談を受け付けています。また、オンラインサロン「頭皮環境セルフケアアカデミー」では自宅でのセルフケアをサポートしています。遠方の方もお気軽にどうぞ。

監修者情報

監修者 中島和晃
記事監修

中島 和晃

美容師歴30年|しゅくるithnani開業21年|JSL育毛コンシェルジュ取得|育毛の学校認定講師

ヘアサロン「しゅくるithnani」代表。美容師歴30年、しゅくるithnani開業21年。東京・江戸川区と長野・伊那市の2店舗で5,000人以上の頭皮と向き合ってきた。薬に頼らない育毛を専門とし、JSL育毛コンシェルジュ取得・育毛の学校認定講師。

店舗紹介

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